蜂の巣の予防は春先から!業者を呼んだ75人の多くは巣ができてからだった
蜂の巣の予防は3〜4月に作られやすい場所を見回り、蜂用の予防スプレーをかけておくのが手軽です。
蜂の駆除を業者に頼んだ75人のうち56人(75%)は、頼んだときにはもう巣ができていました。業者を呼んだ人の多くは巣を見つけてから動いています。
支払額の中央値は2.2万円でした(金額を答えた74人)。中央値は払った額を安い順に並べて真ん中にくる人の金額のことです。
この75人は予防をした人ではなく駆除を頼んだ人です。予防のやり方は一般に言われている方法を、巣の前と後の違いは頼んだ人のデータで見ていきます。
目次
蜂の巣の予防は春先から!頼んだ75人の多くは巣ができてから
予防を始めるなら3〜4月です。女王蜂が1匹で巣を作り始めるのが春で、夏に向けて働き蜂が増え巣が一気に大きくなります。
女王蜂だけのうちは巣もピンポン玉くらいです。この時期に作らせなければその年はぐっと楽になります。
- 3〜5月は女王蜂が1匹で巣を作り始める時期
- 6〜7月は働き蜂が生まれて巣が大きくなる時期
- 8〜10月は巣がいちばん大きく蜂も気が立つ時期
- 11月からは巣が空になりふつうは翌年使われない
夏から秋の巣は蜂の数も多く近づくだけで危険です。春に予防して作られたら早めに相談する順番が安全です。
蜂の駆除を頼んだときの状態(75人)
- 75人のうち56人が巣を見つけてから頼んでいました。1匹や数匹を見た段階で頼んだ人は16人です。
- 見つけたときにはもう巣があったという人がほとんどでした。蜂を見かけたら近くに巣がないかをその日のうちに見て回る習慣が予防になります。
口コミ60件のうち9件は巣が大きかったという話でした。気づいたときには自分で手を出せない大きさになっていた人が目立ちます。
「自分では撤去出来ないくらい巨大なものになっていましたが、連絡した翌日には撤去してもらえました。」
蜂が巣を作りやすい場所
雨が当たらず人があまり通らない所に蜂は巣を作ります。家の中より外まわりの陰になる所を見ておきましょう。
頼んだ人の89%は戸建てでした(75人中67人)。軒下や庭がある家ほど見る場所が多くなります。
- 軒下と2階のひさしの裏
- ベランダの手すりの裏やエアコンの室外機のまわり
- 換気口や戸袋のすき間
- 庭木や生け垣の茂った中
- 物置の中や使っていない植木鉢の下
蜂の種類によって選ぶ場所も少しちがいます。家のまわりでよく見る3種類を挙げておきます。
軒下やベランダの裏などむき出しの所に作ります。巣はシャワーの口のような形で穴が下を向いています。
軒下や木の枝のほか屋根裏や壁の中など閉じた所にも作ります。巣は丸くマーブル模様で夏には大きくなります。
壁の中や床下や木のうろに巣を作ります。板のような巣が何枚も重なるのが特徴です。
どの蜂でも予防の考え方は同じです。作りかけの小さな巣を早く見つけて近くに来させないようにします。
去年巣を作られた場所は特に要注意です。同じような条件の場所はその年もまた選ばれやすいと言われています。
「2階の軒下にアシナガバチの巣を見つけ、小さな子どももいるのでパニックになりましたが、電話した当日の夕方には駆けつけてくれました。」
2階の軒下は下から見上げないと気づきません。晴れた日に家を一周して上を見るだけでも違います。
賃貸のベランダで作りかけを見つけたら先に管理会社に伝えましょう。共用部分や外壁は住む人が勝手に手を入れられないことがあります。
蜂の巣を作らせない方法
巣を作られやすい場所に蜂用の予防スプレーを吹いておくのが基本です。蜂は薬剤のにおいが残る所を避けるとされています。
上で挙げた場所を見て小さな巣の作りかけがないかを確かめます。
軒下や換気口のまわりに蜂用の予防スプレーをかけます。効き目が続く期間は製品の表示に従います。
雨で薬剤が流れるので春から初夏までは間をあけてかけ直します。
庭木や生け垣を切って風通しをよくすると巣を作る陰が減ります。
換気口や戸袋のすき間は網や板でふさぎ蜂が入れないようにします。
木酢液は木を焼いたときに出る煙を冷やして作った液のこと。殺虫剤ほど強くないので植物の近くでも使いやすいです。
- 巣の作りかけでも蜂が出入りしているときは近づかない
- スプレーは蜂がいない昼間か夕方に風上から
- 高い所ははしごに乗らず届く範囲だけにする
巣ができる前に頼んだ人と巣ができてから頼んだ人
見積もりより高くなった人は巣ができてから頼んだ55人中19人でした。巣の前の段階で頼んだ人は16人中3人です。
巣ができてから頼んだ56人のうち金額を答えなかった人がいるので、ここでは見積もりと支払額の両方を答えた55人で数えています。
巣ができてから頼んで高くなった人の差は多くが数千円で、いちばん大きい人で2万円でした。巣が思ったより大きかったときに上がっています。
見積もりより高くなった人の割合(71人)
- 巣の前の段階で頼んだ人は16人と少ないので差は目安です。
- 人数が少ないので言い切れません。ただ巣の大きさで料金が上がった話は口コミにもありました。
「ハチの巣が業者によると大きかったので追加料金が掛かりました。」
頼んだときの状態別の支払額(中央値)(71人)
- 支払額の中央値は巣ができてからで2.2万円(55人)、巣の前の段階で2.5万円(16人)でした。
- 払った額そのものは早く頼んでも安くはなっていません。早めに頼む良さは料金より見積もりとの差と安全のほうにあります。
急ぎ方もちがいました。巣ができてから頼んだ人は56人中35人(62%)が当日のうちに来てもらっています(3時間以内を含む)。
巣の前の段階で頼んだ人は16人中5人でした。巣がなければ日程を選べるので慌てずに業者を比べられます。
関連ページ蜂の巣駆除の料金相場と口コミを見る駆除のあと業者がしてくれた予防
駆除のあと再発していないと答えた人は75人中72人(96%)でした。巣を取ったあとに予防の薬剤をまいてもらった人もいます。
蜂の駆除のあと再発したか(75人)
- 同じ年にまた巣を作られた人はほとんどいませんでした。
- ただし翌年は別の話です。駆除のときに次の春にすることを聞いておくと予防につながります。
「すぐに来て貰えて再発しないような処理もしてくれました。」
口コミ60件のうち7件は蜂の扱い方やこれからのことを教えてもらった話でした。
「(蜂のスプレーの撒き方や、蜂の活動時間についてなどの知識を教えてくれた)」
「電話して当日に早く対応してくれて、今後の対応の仕方や2回目を呼ぶ時の説明などをしっかりアドバイスをいただけた」
反対に教えてもらえず物足りなかった人もいます。こちらから聞けば答えてもらえることが多いので遠慮せず聞きましょう。
「しいて言えば、駆除後の再発を防止するためのポイントなどのアドバイスが欲しかったです。」
業者に聞いておきたいこと
来年また巣を作られないように春にしておくことはありますか
今日まいた予防の薬剤はどのくらい持ちますか
巣を取ったあとの予防の薬剤も料金に入っていますか
予防していても巣ができたときは
巣ができてしまったら自分で取らず業者か役所に相談するほうが安全です。予防スプレーは巣を作らせないためのもので、蜂がいる巣を落とす道具ではありません。
予防をしていても完全には防げません。近くに蜂が好む木があると翌年また作りかけられた人もいました。
「特に不満はなかったが、あるとしたら、再度巣を作らないようにその箇所と周辺に予防対策をしてもらったが、翌年また蜂を付近で見かけ巣を作りかけていたところを発見した。」
蜂の駆除を自分でやらずに頼んだ理由(75人)
- 自分では駆除できなかった32%
- 巣・発生場所が危険だった28%
- 怖かった23%
- 早く確実に解決したかった8%
- その他(小さな子どもがいるなど)9%
回答75人
- 自分では駆除できなかった・巣の場所が危なかった・怖かったが上位に並びました。
- 高い所や大きな巣は自分で手を出さないのがいちばんの身の守り方です。子どもがいる家は特に早めに相談しましょう。
蜂の巣の予防のよくある質問
よくある質問
蜂の巣の予防はいつからいつまでですか?
女王蜂が巣を作り始める春先から初夏までです。3〜4月に見回りと予防スプレーを始め雨のあとにかけ直します。
予防スプレーはどこにかければいいですか?
軒下・ベランダの手すりの裏・換気口のまわりなど雨が当たらない陰です。去年巣があった場所には必ずかけておきます。
去年作られた場所にまた作られますか?
同じような条件の場所は選ばれやすいと言われます。業者に頼んだ人でも翌年に作りかけを見つけた人がいました。
巣ができる前に業者を呼んでも意味はありますか?
巣の前の段階で頼んだ人は16人中3人しか見積もりより高くなっていませんでした。巣がなくても蜂が何度も来るなら見てもらう価値はあります。
蜂の駆除はいくらかかりますか?
業者に頼んだ74人の支払額の中央値は2.2万円でした。真ん中の半分の人は1.6万円〜3万円の間です。
マンションのベランダでも予防は必要ですか?
必要です。手すりの裏や室外機のまわりは雨が当たらず蜂が好む場所になります。春先に見回って予防スプレーをかけておきます。
蜂を何度も見かけますが巣が見つかりません。
屋根裏や壁の中など見えない所に作られていることがあります。出入りする場所を遠くから確かめて業者に伝えると早く見つかります。
駆除のあとまた巣を作られることはありますか?
駆除のあと再発していないと答えた人は96%でした。翌年に備えて春の予防は続けましょう。
蜂の巣は春先の見回りと予防スプレーで作らせない
- 予防は女王蜂が巣を作り始める春先から始めます
- 軒下・ベランダの裏・換気口・庭木の中を見回ります
- 頼んだ人の75%は巣ができてから気づいていました
- 巣ができてから頼んだ人は55人中19人が見積もりより高くなりました
- 駆除のあと再発していない人は96%でした
一度作られた家ほど次の春が心配になります。見回りとスプレーで先回りし、作りかけを見つけたら蜂が少ないうちに相談する。この2つで夏の大きな巣はかなり避けられます。