害虫は春に動き出し梅雨から夏に最も増え、秋に減って冬はほとんど出ません。
だから対策は虫が増える1か月前に打つのがいちばん効きます。この記事では季節の害虫を月ごとのカレンダーにまとめました。
たとえばゴキブリの毒エサは3〜4月に置き、蜂の巣は4〜6月に見回ります。
いま10〜11月なら、スズメバチの巣に近づかないことと冬の前にすき間をふさぐことが先です。
10月はまだ蜂の数が多い時期です。賃貸の人はベランダや共用の廊下で巣を見つけたら、先に管理会社へ伝えると費用の持ち方で迷いません。
後半では害虫の駆除を業者に頼んだ164人の支払額と来るまでの時間も載せています。時期を問わない数字です。
クジョーくん虫が出てから慌てるより、出る前の月にひと手間かけるほうがずっと楽だよ。いまの月から読んでみてね。
目次
季節の害虫カレンダー!月ごとに出る虫と先にやること
月ごとに増える虫と、その月に先にやっておくことを並べました。
暖かい地方は少し早く、寒い地方は少し遅れます。家の中は冬でも暖かいので、ゴキブリやダニは季節に関係なく出ることがあります。
外の虫はほぼ出ません。台所の家電の裏など暖かい所にゴキブリが残ります。大掃除の続きで冷蔵庫の裏を拭き、配管のすき間をふさぎます。
暖かい日が増えると虫が目を覚まします。ゴキブリの毒エサを置くのにいちばん向いた月です。
スズメバチが巣を作り始めます。シロアリの羽アリが雨のあとの昼に飛び、ムカデや毛虫も出てきます。軒下と庭木の見回りを始めます。
梅雨でゴキブリ・ムカデ・ダニ・コバエが一気に増えます。夜に飛ぶ羽アリもこの時期です。水回りの掃除と換気を増やします。
ゴキブリと蚊が最も多く、蜂の巣もいちばん大きくなります。巣には近づかず見つけたら業者に相談します。
蜂はまだ危ない時期です。カメムシやテントウムシが冬を越す場所を探して家に入ってきます。網戸と窓のすき間を見直します。
虫はほとんど出ません。空になった蜂の巣の片づけと台所の大掃除で、春に出る虫を減らせます。
賃貸でゴキブリが何度も出るなら、業者を呼ぶ前に管理会社へ伝えておきましょう。建物全体で出ていれば管理会社がまとめて頼むこともあります。
関連ページ賃貸の害虫駆除はだれが払うかを見るいま秋の10〜11月にやること
秋はスズメバチに近づかないことと、冬に入りこむ虫のすき間をふさぐことが先です。
10月の巣は働き蜂がまだ多く残っています。11月ごろに数日見て1匹も出入りしなければ空の巣です。同じ巣は次の年に使われません。
秋に気をつけること- 10月に見つけた蜂の巣には近づかず業者か市の窓口に相談する
- 草刈りや庭木の手入れの前に土の中の巣がないかを遠くから見る
- 網戸の破れと窓のすき間をふさぐ(カメムシや越冬する虫が入る)
- 洗濯物を取りこむ前に虫がついていないかを見る
ゴキブリは寒くなると見かけなくなりますが、死んだわけではありません。暖かい所で冬を越し、卵も残っています。
秋のうちに台所のすき間をふさいでおくと、春に出てくる数を減らせます。
関連ページゴキブリが冬にどこにいるかを見る春の3〜5月は予防にいちばん向いた時期
虫が動き出す春に手を打つと、夏に増える数をおさえられます。
ゴキブリは暖かくなると冬を越した虫が卵を産みます。その前に毒エサを置くと、夏に出てくる数を減らせます。
3〜4月に毒エサ(食べた虫が巣に戻って効く置き型の薬)を台所と洗面所に置きます。子どもやペットの手が届かない所にします。
4〜6月に軒下・ベランダの天井・物置を見上げます。去年巣ができた所には蜂用の予防スプレーをかけておきます。
4〜5月の雨のあとの昼に羽アリが飛びます。家の中や基礎のまわりで見たら床下を点検してもらう合図です。
4〜6月と8〜9月にツバキやサザンカの葉の裏に集まります。卵や小さな群れのうちに枝ごと切ります。
薬の使い方と回数は製品の表示に従ってください。毛虫は毒の毛があるので素手でさわらず長袖と手袋で作業します。
毛虫の駆除を頼んだ人からは、時期の前に頼んでおかないと間に合わないという声がありました。毎年出る家は春のうちに日程を決めておきましょう。
「毎年毛虫発生時期前に依頼しておく必要がある。」
梅雨から夏の6〜9月に増える虫
湿気と暑さで、ゴキブリ・ムカデ・ダニ・蚊が1年でいちばん多くなります。
蜂の巣も8〜9月に最も大きくなります。この時期は予防より見つけたときの動き方が大事です。
夜に台所や浴室で見かけることが増えます。生ごみはふたをして、シンクの水気を寝る前に拭きます。
雨の夜に家の中へ入ってきます。玄関や窓のすき間と、家のまわりの落ち葉や植木鉢の下を片づけます。
湿気の多い寝具やカーペットで増えます。布団を干し、掃除機をゆっくりかけます。
植木鉢の受け皿や雨水がたまる所で育ちます。週に1回水を捨てるだけで減らせます。
巣には近づきません。洗濯物や網戸についた蜂は手で払わず静かに離れます。
梅雨は羽アリが出て業者に頼む人が増える時期でもあります。すぐに来てもらえず待つ間に困ったという声もありました。
「シロアリの発生しやすい梅雨で駆除の依頼が混み合う時期でした。」
クジョーくん梅雨と夏は業者の予約も混みやすいよ。春のうちに見回っておくと落ち着いて頼めるね。
冬の12〜2月にできる準備
虫の少ない冬は、すき間をふさいで掃除をする準備の時期です。
外の虫がいないので作業がしやすく、薬に頼らずにできることが多くあります。
- 冷蔵庫やコンロの裏の油汚れと食べかすを拭く
- エアコンの配管や流しの下のすき間をパテでふさぐ
- 空になった蜂の巣を出入りがないのを確かめてから片づける
- 段ボールをためない(ゴキブリが冬を越す場所になる)
冬の大掃除のついでにやれば手間は少なくて済みます。春に毒エサを置く場所もこのとき決めておきましょう。
業者に頼むなら虫ごとの費用と来るまでの時間
支払額の中央値は蜂が2.2万円でゴキブリが2.8万円、シロアリは13.2万円でした。
中央値は払った額を安い順に並べて真ん中にくる人の額のことです。金額を答えた人は蜂74人・ゴキブリ37人・シロアリ24人で、どれも頼んだ時期を問わない数字です。
下のグラフは人数の多い3つの虫だけを並べています。ムカデなど人数の少ない虫は入れていません。
業者に払った額(中央値)(135人)
- シロアリは床下の木や土に家全体で薬をまくので、蜂やゴキブリよりずっと高くなります。真ん中の半分の人は10万円〜20万円でした。
- 春に羽アリを見たら、梅雨の混む前に点検の見積もりを取っておくと日程を選びやすくなります。
その日のうちに来てもらえた人は蜂で75人中42人でした。
ゴキブリは37人中18人、シロアリは21人中2人です。その日のうちは3時間以内と当日を合わせた数です。
このグラフは来るまでの時間を答えた133人の数字で、金額を答えた人とは人数が少し違います。
その日のうちに来てもらえた人の割合(133人)
- 蜂は急ぎの依頼が多く、その日のうちに来てもらえた人が目立ちます。
- シロアリは数日先の点検になる人が多い虫です。羽アリの季節は予約が混むので、見たらその週のうちに連絡しておきましょう。
夏の蜂の巣はその日のうちに来てもらえて助かったという声もあります。
「問い合わせてからその日のうちに駆けつけてくれたのが本当にありがたかったです。」
季節の害虫のよくある質問
よくある質問
害虫がいちばん多い季節はいつですか?
梅雨から夏の6〜9月です。湿気と暑さでゴキブリ・ムカデ・ダニ・蚊が増え、蜂の巣も大きくなります。
害虫の予防はいつ始めればいいですか?
虫が動き出す3〜4月です。ゴキブリの毒エサや蜂の巣の見回りは増える前に始めると効きやすくなります。
冬でも害虫は出ますか?
外の虫はほとんど出ません。家の中の暖かい所ではゴキブリやダニが冬を越すので、冬に掃除とすき間ふさぎをしておきます。
秋に家に入ってくる虫は何ですか?
カメムシやテントウムシなど冬を越す場所を探す虫です。網戸の破れや窓のすき間から入るので先にふさぎます。
シロアリの羽アリはいつ飛びますか?
ヤマトシロアリは4〜5月の雨のあとの昼に、イエシロアリは6〜7月の夜に飛ぶことが多いです。
業者に頼むといくらかかりますか?
業者に頼んだ人の支払額の中央値は蜂2.2万円・ゴキブリ2.8万円・シロアリ13.2万円でした。
害虫の対策は増える1か月前の春に始める
- 害虫は春に動き出し6〜9月に最も増えて冬はほぼ出ない
- ゴキブリの毒エサは3〜4月に置き蜂の巣は4〜6月に見回る
- いま秋なら蜂の巣に近づかず冬の前にすき間をふさぐ
- 冬は掃除とすき間ふさぎの準備の時期
- 支払額の中央値は蜂2.2万円・ゴキブリ2.8万円・シロアリ13.2万円
カレンダーの月を1つ先に読んで、増える前にひと手間かけておきましょう。いま秋なら、まずは網戸と窓のすき間から見直してみてください。
関連ページ駆除レポのトップで害虫と害獣のデータを見る
クジョーくんスマホのカレンダーに3月の毒エサと4月の見回りを入れておくといいよ。忘れずに済むからね。
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