コウモリ駆除は自分でできる?追い出しと封鎖の手順と業者に頼むとき
コウモリを自分で駆除するなら、追い出して入り口をふさぐところまでです。
コウモリは法律で守られていて、許可なく捕まえたり殺したりできません。だから自分でやるときは忌避剤で外へ出し、戻れないようにすき間をふさぎます。
順番をまちがえると家の中に閉じこめてしまいます。春か秋に追い出し、出ていった次の日にふさぐのが基本の流れです。
業者に頼んだときの費用は、害獣で頼んだ人のうち金額を答えた64人の中央値で5.2万円でした。中央値は払った額を安い順に並べて真ん中にくる人の額のこと。ネズミやハクビシンも入った数字です。
目次
コウモリを自分で駆除するときは追い出しと封鎖だけ
家に住みつくコウモリは鳥獣保護管理法で守られています。捕まえる・殺す・巣ごと持ち去るのは許可がなければできません。
家に出るのはアブラコウモリという小さな種類がほとんどです。体は親指ほどで、1〜2cmのすき間があれば入ってきます。
- においや煙で嫌がらせて外へ出す(追い出し)
- 出ていったのを確かめる
- 金網やパテで入り口をふさぐ(封鎖)
- フンを片づけて消毒する
追い出しと封鎖に許可は要りません。忌避剤(きひざい)は、においで動物を近づけにくくする薬のことです。
- 金網を付ける前に管理会社か大家さんに連絡する
- フンの落ちている場所と写真を送ると話が早い
- 業者を呼ぶ費用をだれが払うかを先に聞く
- 外壁や屋根には自分で上がらない
コウモリが入るのは建物の外側のすき間です。建物の持ち主の側で対応してもらえることも多いので、自分で買いそろえる前に一度連絡しておくと損をしません。
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まず探したい手がかりはフンです。ベランダや外壁の下に黒くて細長い粒が落ちていたらコウモリを疑います。
米粒より少し大きい黒い粒です。指でつぶすとぽろぽろ崩れます。虫を食べるので乾くと虫の羽が光って見えることがあります。
同じ所に毎日たまります。真上にすき間がある目印です。シャッターをしまう箱(戸袋)・換気口・屋根と外壁の境目の下をよく見ます。
夕方や明け方に壁の中や天井からカサカサ・キーキーと聞こえます。ネズミより軽く短い音です。
日が沈むころに家のまわりを素早く飛ぶ小さな影があれば、出入りする所を目で追っておきます。
数が多いとアンモニアのようなにおいがします。壁にしみが出ることもあります。
ネズミのフンと見分けにくいときは落ちている場所で考えます。家の外の高い所の真下にたまるならコウモリのことが多いです。
関連ページネズミ駆除の料金相場と口コミを見る自分でできるコウモリの追い出しの手順
夕方に出入り口を見つけて昼に忌避剤を入れます。出ていったのを見届けた次の日にふさぎます。1日でふさがず数日かけるのが失敗しにくいやり方です。
日が沈むころに外から家を見上げて、どこから出てくるかを確かめます。フンの真上も目安になります。
コウモリが中で休んでいる昼に、すき間へスプレーの忌避剤を吹きこみます。ハッカなどのにおいで嫌がらせるものです。
においを嫌って外へ出ていきます。数日続けて出入りがなくなったかを見ます。
出ていったのを確かめた次の日にふさぎます。金網・パンチングメタル(穴のあいた金属の板)・すき間用のパテを使います。
マスクと手袋をして掃除機ではなくほうきや使い捨ての紙で取ります。終わったら消毒用のアルコールでふきます。
忌避剤の効き目や使える場所は製品ごとにちがいます。小さい子やペットがいる家は使える年齢や場所の表示を確かめ、手の届かない高さのすき間にだけ使います。
ジェル状の忌避剤をすき間のまわりに塗っておく方法もあります。スプレーで出したあと戻りにくくするのに使われます。
コウモリの追い出しに向く時期と避ける時期
追い出しは春の4〜5月か秋の9〜10月が向いています。このころは子どもがいないので、親といっしょに外へ出せます。
冬眠から覚めて動き始めるころです。子どもを産む前なので追い出しやすくなります。
子育ての時期です。飛べない子どもが中に残るので、ふさぐと中で死んでにおいの元になります。この時期はふさがずに様子を見ます。
子どもが飛べるようになり冬眠の前です。もう一度追い出しやすい時期です。
冬眠していて動きません。忌避剤をかけても出ていかないので、この時期は入り口の場所を調べておくだけにします。
夏に見つけたときはフンの掃除だけしておき、秋まで待つのが安全です。どうしても待てないときは業者に相談します。
コウモリを自分で追い出すときにやってはいけないこと
よくある失敗は出ていく前にふさぐことです。中に残ったコウモリが別のすき間から部屋に出てきたり死んでにおったりします。
- 出ていったのを確かめずに入り口をふさぐ
- 6〜8月の子育ての時期にふさぐ
- 素手でつかむ・網で捕まえる
- フンを掃除機で吸う(細かいちりが舞う)
- はしごで屋根や2階の外壁に一人で上がる
コウモリをさわると病気がうつるおそれがあります。弱って落ちている1匹でも厚手の手袋をして箱に誘いこみ、夕方に外へ放します。
高い所の作業で怖いのは転落です。脚立で届かない入り口は自分でふさごうとしないでください。
コウモリを業者に頼んだほうがいいとき
入り口が高い所にあるときと、自分でふさいでも戻ってくるときは業者に頼むほうが早いです。害獣で業者に頼んだ65人の理由を見ても、自分では手が届かないことで頼んだ人が目立ちました。
害獣で業者に頼んだ理由(コウモリ以外も含む)(65人)
- 天井裏・床下など自分では入れない場所だった32%
- 自分では駆除できなかった28%
- 衛生面(フン・ダニ・感染症)が心配だった8%
- 早く確実に解決したかった6%
- その他(市販の忌避剤・捕獲器を使ったが解決しなかったなど)26%
回答65人
- 天井裏や床下など自分では入れない場所だった人が65人中21人(32%)、自分では駆除できなかった人が18人(28%)でした。ネズミやハクビシンも入った数字です。
- コウモリで頼んだ人はまだ少ないので、近い悩みを持つ害獣全体の理由を出しました。高い所や天井裏に手が届かないことで頼む人が多いと読めます。
- コウモリも屋根や外壁の高い所に入ることが多い動物です。手順はわかっても上がれない家は多いので、脚立で届くかを先に考えておくと迷いません。
コウモリで頼んだ人の声には瓦や通気口の封鎖とフンの掃除まで任せた話がありました。
「高所の危険な作業も慣れた手つきで行い、コウモリの追い出しから瓦や通気口の隙間封鎖、フンの清掃・消毒まで丁寧に対応してくれました。」
害獣で頼んだ人の支払額は中央値で5.2万円でした。真ん中の半分の人は3.3万円〜8.6万円の間です。金額を答えた64人の数字で、コウモリだけの額ではありません。
見積もりより払った額が上がった人は65人中29人(45%)いました。高所作業や封鎖する場所の数で変わるので、見積もりでは何か所ふさぐかを聞いておきます。
- 入り口が2階より上や屋根にある
- 自分でふさいだのにまたフンが落ちる
- フンが天井裏にたまってしみやにおいが出ている
- 6〜8月で子どもがいるかもしれない
コウモリの業者を選ぶときに聞いておくこと
高い所の作業の安全と、戻ってきたときの保証は先に聞いておきます。コウモリで頼んだ人も同じことを注意点にあげていました。
「また、施工後の再発保証がついているかどうかを契約前に必ず確認しておかないと、万が一のときに不安が残るため注意した方がいいと思います。」
夏は頼む家が多く、すぐには来てもらえないこともあります。
「特に不満だったことはありませんでしたら悪天候の日が多く、作業に時間を少し要した点と夏場だったので他の家庭での依頼が多く、依頼して翌日、翌々日とかに来ることは無かった。」
業者にそのまま聞ける文
外壁の高い所の下にフンが落ちています。足場や高所作業車が要るか、その費用は見積もりに入りますか。
ふさぐ場所は何か所ですか。作業のあとにまた出入りがあったら何年まで無料で見てもらえますか。
コウモリを自分で駆除するときのよくある質問
よくある質問
コウモリを捕まえるのは法律違反ですか?
許可なく捕まえたり殺したりするのは鳥獣保護管理法で禁じられています。追い出すことと入り口をふさぐことは許可なくできます。
蚊取り線香やナフタリンは効きますか?
煙やにおいを嫌うので一時的に出ていくことはあるとされます。ただし火の扱いや置いたままにする危なさがあるので、コウモリ用の忌避剤を使うほうが安心です。
市役所はコウモリを駆除してくれますか?
多くの自治体は駆除そのものはしていません。相談の窓口や業者の案内をしているところはあるので、困ったら一度聞いてみる価値はあります。
超音波の機械は効きますか?
効いたという声と効かなかったという声の両方があります。慣れてしまうこともあるので、入り口をふさぐまでのつなぎと考えておきます。
追い出したあとまた来ることはありますか?
においが残っていると戻ってくることがあります。ふさいだあとも同じ場所にフンが落ちていないかを数日見ておきます。
業者に頼むといくらかかりますか?
害獣で頼んだ人のうち金額を答えた64人の中央値は5.2万円でした。コウモリは高所作業があるかとふさぐ場所の数で変わります。
保証は何年くらいが普通ですか?
業者によってちがいます。年数より再発したときに無料で来てくれるかを書面で確かめておくほうが大事です。
コウモリは春か秋に追い出して出ていった次の日にふさぐ
- 捕まえる・殺すのは許可がないとできない。自分でできるのは追い出しと封鎖
- フンが毎日同じ所に落ちていたら、その真上が入り口
- 昼に忌避剤を入れて、出ていったのを確かめてからふさぐ
- 4〜5月か9〜10月が向く。6〜8月はふさがない
- 入り口が高い所にあるときや戻ってくるときは業者に
- 害獣で頼んだ人の支払額は中央値で5.2万円
脚立で届く1か所のすき間なら自分で十分に追い出せます。届かない所に入られているときは、はしごに上がる前に電話1本で相談してみてください。
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