ハクビシンは自分で捕獲できる?許可の取り方と業者に頼んだ人の費用
ハクビシンを自分で捕獲するには自治体の許可が要ります。
家の敷地の中でも同じです。許可なく捕まえると法律の罰則があるので、まずは捕まえずに追い出して入り口をふさぐのが自分でできる範囲です。
ハクビシンで業者に頼んだ13人に聞くと、天井裏や床下など自分では入れない場所だったことが一番の理由でした。金額を答えた12人の支払額は中央値で7.4万円です。
中央値は払った額を安い順に並べて真ん中にくる人の額のこと。一部の高い人に引っぱられにくい数字です。
目次
ハクビシンを自分で捕獲するには許可が要る
ハクビシンは鳥獣保護管理法で守られている動物で、捕まえるには許可が要ります。庭や屋根裏に入ってきた場合でも勝手に捕まえることはできません。
許可を出すのは住んでいる市区町村か都道府県です。まずは市区町村の役所に電話して、どこが受け付けるかを聞くのが早道です。
- 賃貸のアパートやマンションは先に管理会社か大家さんに伝える
- 屋根や換気口をふさぐ工事は建物の持ち主の許可が要る
- 業者を呼ぶ費用をだれが払うかも先に確かめる
- 許可なく罠を仕掛けて捕まえると罰則がある
- 捕まえたハクビシンを遠くに放すことも勝手にはできない
- 罠にほかの動物(猫やタヌキ)がかかることもある
許可が要るのは捕まえるときです。追い出すことや侵入口をふさぐことには許可は要りません。
「自治体の補助金がでたので、お金もかからずに駆除することができた。」
許可が要ると知ってから業者に頼んだ人もいました。自治体によっては罠の貸し出しや費用の補助があるので、先に窓口へ電話してみるのが近道です。
許可を取って自分で捕獲する流れ
自分で捕獲するなら、自治体に相談して許可を受けてから箱罠を置きます。流れは次のとおりです。
被害の様子と住所を伝えます。罠の貸し出しや業者の紹介をしている自治体もあります。
申請書に場所と期間と罠の種類を書きます。自治体によっては狩猟の免許が要るので窓口で確かめます。
通り道になっている庭の隅や屋根に上がる柱のそばに置きます。許可証の写しを罠に付けるように言われることがあります。
ハクビシンは甘い果物を好むとされます。かかったまま放っておかないように毎日見に行きます。
捕まえたあとの扱いは自治体の指示に従います。素手でさわらずケージごと渡します。
捕まったハクビシンは暴れてかみつくことがあります。フンやダニから病気がうつるおそれもあるので手袋とマスクは欠かせません。
- 許可をとらずに罠を置く
- かかったハクビシンを素手でつかむ
- 捕まえたあと別の場所に放す
- 屋根の上や高い所に罠を置きに上がる
捕獲せずに自分でできる追い出しと封鎖
自分でやるなら、捕まえるより追い出して入り口をふさぐほうが現実的です。順番をまちがえると家の中に閉じこめてしまうので気をつけます。
屋根と壁のすき間や換気口や床下の通気口を見ます。足跡や毛やフンの跡が手がかりになります。
においで嫌がらせる忌避剤や煙を出すくん煙剤を天井裏の近くで使います。小さい子やペットがいる家は使える製品かを表示で確かめます。
夜に音がしなくなったかを数日見ます。入り口に新聞紙を軽く詰めて破られないかを見る方法もあります。
金網やパンチングメタル(穴のあいた金属の板)でふさぎます。すき間が残らないようにします。
手袋とマスクをして取り除き消毒します。量が多いときや天井にしみが出たときは業者に任せます。
春から夏は子どもを育てる時期とされます。親だけ追い出して入り口をふさぐと子どもが中に残るので、この時期は特に慎重に見ます。
「侵入口を特定していただいたことや、屋根裏の清掃をしてもらったのは大変助かりました。」
入り口は1つとは限りません。自分でふさいだのに音が戻るときは別の入り口が残っていると考えて見てもらいましょう。
天井裏にいるのがハクビシンか見分ける
ドタドタと重い足音がして同じ場所にフンがたまるならハクビシンの見込みが高いです。ネズミやイタチとは追い出し方も業者の作業も少しちがいます。
ネズミは小さくカサカサと走ります。ハクビシンは猫ほどの大きさなので人が歩くような重い音がします。
ハクビシンは決まった場所にフンをためる習性があるとされます。天井のしみやにおいが同じ所から広がるのが手がかりです。
顔の真ん中に白い線が通っていて尾が長いのが目印です。夜に屋根や電線を伝って歩く姿を見かけることがあります。
庭の果物や畑の野菜をかじられていたらハクビシンを疑います。
「自分の畑が荒らされていたこともあったので、今回駆除してもらえたことで再発防止にもつながると思ったのが良かった」
どの動物かわからないまま忌避剤を買ってもむだになることがあります。足跡やフンをスマホで撮っておくと業者や自治体に相談するときに伝わりやすいです。
関連ページネズミ駆除の料金相場と口コミを見るハクビシンで業者に頼んだ人の理由
頼んだ理由で一番多かったのは天井裏や床下など自分では入れない場所だったことで13人中5人でした。フンやにおいなど衛生面が心配だった人が続きます。
ハクビシンで業者に頼んだ理由(13人)
- 天井裏・床下など自分では入れない場所だった38%
- 衛生面(フン・ダニ・感染症)が心配だった23%
- 自分では駆除できなかった15%
- 怖かった8%
- その他(自分で捕獲してはいけない(許可が必要)と知ったなど)15%
回答13人
- 13人と少ないので割合は目安として見てください。入れない場所とにおいの心配が多く捕獲の許可を理由にした人は少数でした。
- 捕まえ方より天井裏に上がれないことで手が止まった人が目立ちました。屋根裏に上がる前に一度見てもらうと危ない作業を減らせます。
ハクビシンで頼んだときの被害の程度(13人)
- 天井裏や床下に巣があった人は13人中6人でした。
- 足音や鳴き声の段階で頼んだ人もいます。巣ができる前なら追い出しと封鎖で済む場合もあるので早めに動くほうが楽です。
ハクビシンを業者に頼むといくら?回数と見積もりとの差
金額を答えた12人の支払額は中央値で7.4万円でした。真ん中の半分の人は5.7万円〜11.2万円の間です。
ハクビシンで業者に払った総額(12人)
- 真ん中の半分の人は5.7万円〜11.2万円でした。10万円を超えた人もいるので5万円で収まると思いこまないほうが安全です。
- 天井裏の清掃や消毒まで入るかで額が変わります。見積もりでは作業ごとの金額を分けて書いてもらいましょう。
ハクビシンで業者が来た回数(13人)
- 13人中8人(62%)は2回以上来てもらっていました。
- 追い出しを確かめてから入り口をふさぐので1回で終わらないことがあります。回数ごとに料金がかかるかを先に聞いておきましょう。
見積もりより払った額が上がった人は13人中8人でした。回数とは別の質問で見た数字です。そのうち5人は侵入口が思ったより多く封鎖が増えたことが理由です。
上がった額は5,000円〜4.4万円でした。屋根裏を調べ始めてから新しい穴が見つかることがあります。
業者にそのまま聞ける文
見積もりに入っている侵入口の数を教えてください。作業中に穴が増えたら1か所いくら追加になりますか。
追い出しと封鎖は何回に分けて来ますか。2回目以降も料金は同じですか。
ハクビシンの再発と後悔しないために
再発していないと答えた人は13人中10人でした。一方で入り口をふさいだのに音が戻った人もいます。
「侵入口を塞いだはずなんですが、結局1年くらい経過してまた屋根裏から音がするようになってきました。」
ふさいだ所とは別の入り口から入られることがあります。保証の年数と再発したときに無料で来てくれるかを書面で確かめておきましょう。
業者選びの不満では会社の場所や施工の雑さに触れた声がありました。
「てっきり市内の業者だと思い依頼をしましたが、他府県の会社であって、出張料金が必要だった。」
「金額だけで安易に業者を選んでしまうと、後から雑な施工で再発するリスクがあるため注意が必要だと感じました。」
- 会社の住所と出張料金がかかるか
- 侵入口の数と追加になる条件
- 保証の年数と再発したときの対応
- 捕獲の許可の手続きまでしてくれるか
ハクビシンの捕獲のよくある質問
よくある質問
自分の家の敷地でも捕獲の許可は要りますか?
要ります。庭や屋根裏でも捕まえるには自治体の許可が必要です。
追い出すだけなら許可は要りませんか?
追い出すことと侵入口をふさぐことに許可は要りません。忌避剤を使うときは製品の表示に従いましょう。
罠はどこで手に入りますか?
ホームセンターや通販で売られています。自治体が貸し出していることもあるので許可の相談のときに聞いてみましょう。
捕まえたらどうすればいいですか?
自治体に連絡して指示に従います。勝手に別の場所へ放すことはできません。
業者に頼むといくらかかりますか?
ハクビシンで頼んだ人のうち金額を答えた12人の中央値は7.4万円でした。真ん中の半分の人は5.7万円〜11.2万円です。
業者は何回来ますか?
13人中8人は2回以上でした。追い出しと封鎖を分けて来ることがあります。
ハクビシンは捕まえるより追い出して入り口をふさぐ
- 捕獲には自治体の許可が要る。敷地の中でも同じ
- 自分でできるのは忌避剤での追い出しと入り口の封鎖
- 業者に頼んだ人の支払額は中央値で7.4万円
- 13人中8人は2回以上来てもらっていた
- 見積もりより上がった人は13人中8人で理由の多くは封鎖の追加
天井裏に上がれない家や巣ができている家は自分でがんばるより早く見てもらうほうが安全です。補助金が出て費用がかからなかった人もいたので、役所への電話1本は損になりません。
自分で追い出すと決めた人も入り口をふさいだあと数日は夜の音に耳をすませてください。音が戻らなければひと安心で、戻るなら別の入り口を見てもらう合図です。
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